KOMORO EAGLES U15

クラブ代表挨拶

イーグルス・スピリット

心身ともに大幅な成長期である中学生。
子供が大人の第一歩を踏み始めるこの時期、何と出会い、何に没頭していくかで、人生が
大きく変わるといっても過言ではありません。
未来ある若者にどんな場所を、どんな機会を提供するか―。
それは大人に、地域社会に課せられた大きな課題であるといえます。
これまで、中学生カテゴリーのスポーツ振興については、学校の部活動に頼る場面が少
なくありませんでした。昭和終盤から平成にかけて、どんな競技も「熱心な顧問の先生が
いる部活の盛んな学校」は全国津々浦々に存在してきました。たとえ結果が出ずとも、ポ
リシーと情熱を持ち、私事を犠牲にして指導に当たっている先生を多数存じ上げています
。
しかし、ここ数年 学校部活動を取り巻く問題も耳にするようになりました。「指導力不
足の顧問教諭～ブラック部活動問題」「勝利至上主義の活動」「指導者と部員の不安定な
関係～パワハラ・モラハラ～」等々。文部科学省からの部活動指針も出され、朝練がなく
なり、ノー部活デーが増え、休日練習の時間も目減りし、学校の部活動もずいぶん様変わ
りした現在、中学校の部活動だけに頼らないスポーツ指導、チーム作りはどうあるべきか
考え、答えを出す時期が来ているのではないでしょうか。
伸び盛りの中学生に「大好きなバスケットボールを、思い切りさせてあげたい」という
願いのもとに「小諸イーグルスバスケットボールクラブ」は結成されました。
ここで、バスケットボールという競技の持つ素晴らしさ、それに関わる有意義さには敢
えて触れません。それはすでに皆さんが感じている通りです。私たちは、バスケットボー
ルの練習・競技を通して以下の三点を図るべく活動してまいります。
1 「成長」　大人への第一歩として　　～自立した青少年の人格形成
2 「挑戦」　やればできる　　　～粘り強く挑み続ける選手の育成
3 「親愛」　仲間とともに　　～地域を愛し、地域に愛されるチームづくり
具体的には、小諸市を中心として佐久・小浅地区の中学生の皆さんに、バスケットボー
ルに取り組む場を提示できればと存じます。
手探りで歩み始めたばかりのチームですが、そこにはスタッフ、選手のバスケットボール
に対する情熱が脈々と流れています。多くの皆さんのご支援とご協力を賜りますようよろ
しくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　小諸イーグルスバスケットボールクラブ代表　諏訪戸　伸一　

チーム情報(中学生)